迷 宮 旅 行 記

長距離のバス待つ君の人生はさておき旅はまだ先がある

海南島〈第1日〉

【東京→香港】


前夜は旅行の準備と仕事であまり眠らず。K(同行者)も準備と年賀状の作成印刷宛名書きでフル稼働。

家を出たのは13時半。京成線のスカイアクセスで成田へ。

成田は人が少なく活気が無い印象。チェックインはスムーズ。食事はラーメン。K、靴下など買う(カフカの城か)



18時40分、離陸。香港航空は両サイド3人ずつの小さな飛行機。

フライトは5時間ほど。途中とろとろと眠ったり本を読んだり。『ナショナリズムは悪なのか』(NHK新書)。この本は左翼のナショナリズム嫌いの弱点を見事に突いていて面白いが他人事ではない。


香港到着は21時50分。今回は中国最南端の海南島に滞在するのだが、行きと帰りはこの香港に一泊ずつする。

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エアポートバスA-21に乗る。暗いランタオ島の高速道路をひた走り、市内へ。



ネイザンロードの油麻地と佐敦の間で降りたら、宿泊先の萬年青酒店は本当にすぐそばだった。「萬年青年」ではない。英語名はエバーグリーンホテル。香港らしい雑多な一角だが、わりとこぎれいに建っていて、入ると落ち着いた雰囲気。フロントもしっかりしていて親切。

部屋は十分広くバスタブもある。無線のネットもすぐにつながった。ほっと一息。


夜遅い時間だが、晩飯に外へ。これまたザ・ホンコンと言いたくなる雑然として騒々しい食堂がすぐそばにあったので、入った。

豆腐の醤油(オイスターソース?)炒め、空芯菜の炒め(味噌っぽい味)、骨付きバラ肉をのせた炊き込みご飯。3品頼んで計107HKドル(1HKドル=約12円のレート)

店員も客もみんな気どらず大雑把で楽しそうだった。

東京の冬とは違うからどんな服装がよいかと迷ったが、香港は暑くないのだった。地元の人はジャンパーなどもよく来ている。




















【多少銭?】