迷 宮 旅 行 記

長距離のバス待つ君の人生はさておき旅はまだ先がある

知床半島〈第1日〉

【東京→網走→知床】


羽田からエアドゥに乗る。

東京は雨模様。



女満別空港

こちらは快晴。

レンタカーで出発。


まず北上して網走へ。


北海道!


網走湖


網走監獄博物館に寄る。


門の前に五寸釘寅吉。

有名らしい。脱獄常習犯だったがのちに悔い改めたという。


ここがメインの建物。

5つの獄舎が放射状に建てられ、中央からすべての見張りができる構造。


パノプティコン(とはちがう構造)
、監獄の誕生




外には夏の花。



刑務官の住まい。


網走刑務所は自給自足だったという。近くの農場に受刑者をまとめて住まわせて働かせていた。


通信は伝書鳩だったとか。

食事の時間だ。

「いただきます」

くさい飯?


私たちも腹ごしらえ。



この定食は現在の網走刑務所で受刑者が食べているものだという(味噌汁を除く)。上の農場の食堂で食べることもできる。


教誨堂。
説教を聞いたり、催しものが行われたり、獄死者の弔いを行ったりした施設だという。


懲罰のための独房。


これは道路建設などに従事した囚人たちが現地で寝泊まりしている様子を再現したもの。


入浴の様子。
いずれも人形による再現が面白い。



敷地は広く、近代建築と緑の風景のなか、ゆったりした気分になれる場所だった。


さて一路、東へ。


オホーツクの海沿いを走る。
JR釧網線の駅があった。




ついに知床の山が見えてきた。


きょうの宿泊地。



リニュアルしたばかりのレストランで夕食。





日が落ちてきた。


これほど完璧な夕日を見たのは初めてかもしれない。



すぐに冷えてきたので中に入りデザート。






【Take it easy.】