【西江千戸苗寨】
きょうもぐずついた天気。でもよい眺め。
下の通りまで降りて、朝ごはん。とにかく寒い。
観光客用の小型バスで見晴台に向かう。
坂道を上がってきて到着。
ここから西江千戸苗寨の全景が見渡せる。
自撮りも盛ん。
そぼ降る雨。とにかく寒い。
トイレの前で火にあたる。
帰りはバスに乗らず、付近の急な石段を歩いて下まで降りてみた。
斜面にぎっしり並んでいるのは観光客向けの宿。
そして屋台がずらり。
水路も整備されている。
屋根のある橋。
西江苗族博物館へ。
人形がおそろしくリアルなのが印象に残った。
ブタもリアル。
苗族の万物創生神話だろうか。卵から人は生まれた?
博物館を出てメインの通りを歩いていたら、奇妙な光景に出くわした。
そういえば、さっきの博物館で、ブタは生け贄のような扱いであることが伝えられていた。おはなしが現実になったかのようで不思議。
これも観光客向けのアトラクションなんだろうか?
女性たちが続く。髪を結い花を飾って。
笙の笛。これまた昨日は演舞場で見たものが、今日は町中を練り歩きながら音を響かせる。
そして一団は路地に入って行く。
狭い石段をぞろぞろと登る。よくわからないまま私も着いていく。
ここに行き着いた。
もっと早く気がついてもよかったと思うが、葬式だった。
少し離れたところで爆竹が鳴らされていた。
かなり登ってきたので見晴らしが良い。
いったんメインの通りまで降りて、昼ごはん。
味の濃い肉と野菜。とてもうまかった。炊きたてのご飯も。
さてまた、斜面を登りながら集落内をうろうろする。
「家庭博物館」という看板。
この女性がにこにこ顔で歓迎してくれた。
演舞場と葬式でおなじみになった笙の笛もあった。吹かせてもらった。
民家を利用した施設だろう。窓から のどかな眺め。
さらに登っていく。
傾斜地を埋め尽くす住宅群のほとんど天辺まで来た。
観光客向けと思われる公園があった。にわかに造りましたという体。
中にヘンテコな像があったのだが……
これはあれだ。博物館でみた万物創世の神話だ。
「卵生人」
それにしても、樹木を切り倒したうえコンクリートの切り株を設置するのは、どうなんだろう。
こちらは男女の出会いの風習を紹介していると思われる。
さて、降りて帰ろう。
途中にあった店。入らなかったが、窓と文字の色が気に入った。
ここは農民画家の家として案内されている。
藤子不二雄Aっぽい。
こんなスペースもあった。
雰囲気も眺めも最高だが、冬なので最高に寒い。誰もいない。
こちらは銀細工の工房。
なぜかこんなものも展示してあって興味をひいた。毛沢東時代の政治放送中の写真らしい。
下まで降りてきた。
喫茶店があったので入ってみる。
本格的なエスプレッソマシン。
やはり寒い店内。窓側はとりわけ。
店員さんの席だけは、例のストーブとキルトで暖かい。
宿の部屋に帰っても寒い。
夕ごはんはどうしたんだっけ?
この日は思いがけず思索をめぐらせ、ツイッターに投稿した。以下はその記録。
◎ http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180105/p1