迷 宮 旅 行 記

長距離のバス待つ君の人生はさておき旅はまだ先がある

知床半島〈第2日〉

【知床】


きょうも快晴(宿の窓から)


朝食バイキング。

イクラがうまい。

全部うまい。


車で移動。世界遺産のエリアへ。


観光拠点である知床自然センターに寄る。


ここから散策道が海に通じている。


樹林の中を進む。


視界が開けた。

東京を完全に忘れる。


エゾシカが「こんにちわ」


知床連峰を一望。

岸壁に到着。

「フレペの滝」という。


急峻な地形が知床半島の特徴。



戻り路で振り返る。


再び車に。知床半島をウトロ(北西側)から羅臼(南東側)へと横断する道路。

その真ん中にあるのが知床峠


知床連峰の最高峰、羅臼岳が迫る。

海の向こうは国後島。相当な大きさ。


午後、街に戻ってきた。

半島をめぐるクルーズ船に乗る。

海の風は寒いのでこの格好が正しい。


さあ出発。


午前中に行ったフレペの滝を海から眺める。「乙女の涙」の異名がある。


すぐ隣の滝は「男の涙」というそうだ。年中は見られないことから。




青い空、緑をのせた黒い崖、紺の海。これが基調。






知床連峰。

この尾根の連なりは、滞在中にすっかり馴染みになる。


カムイワッカの滝


アイヌ語でカムイは神、ワッカは水の意味。火山によって暖められ硫黄成分を含んだ水。かつてアイヌの人がこの水が暖かいのを不思議に思い、しかも舐めてみたらとても苦かったので、これは人の水ではなく神の水だろうということで名付けたのだという。



滝は随所にある。

地下の伏流水と断崖が産み出す必然ということになる。


ヒグマがいるというので船がそっと近づく。

岸と海が接するところに親子でいた。

水浴びに来た様子。

こうした平たい海岸があるところでは、毎日のようにヒグマが見られるそうだ。


こちらにも2頭。オスがメスを追いかけているという。

このオスは珍しいほどの巨体らしい。


知床半島をさらに奥へ。


カシュニの滝という。

海に直接落ちるのはこの滝だけだという。


知床半島の先端まで到着。



国後島


ここでUターン。


帰りはイルカウオッチングなどで時間をすごす。


それにしてもいい天気だった。

午後のクルーズなので景色は順光で眺められた。


帰着。


通称ゴジラ岩。港のそばにある。


オロンコ岩。ここも観光スポット。登れるという。

急な階段。

一気に登る。

さっきのゴジラ岩があんなに下に。

港や町の眺めがよい。



本日の宿。(撮影は後日)

テラスがある。

ちょうど日が落ちる時間。

きょうも綺麗な夕焼け。

不思議な岩。


併設のレストランで夕食。






【Take it easy.】