迷 宮 旅 行 記

長距離のバス待つ君の人生はさておき旅はまだ先がある

張家界・福建土楼〈第9日〉

厦門



朝はゆっくり。きょうはのんびり厦門観光でも。


まずフロントで両替。

1万円が730元になった。手数料はなし。


タクシーで埠頭へ。


フェリーでコロンス島に渡る。


往復で15元。


厦門アヘン戦争後の1842年に開港させられた。そのとき列強の租界地になったのがコロンス島だ。


フェリーはまず島を一周する。



フェリーを降り、石畳の路地を歩いていくと、往年の西洋建築が堂々たる構えで次々に姿を見せた。






旧日本領事館。


樹木も豊か。中国の喧騒をしばし忘れる。



いったい時代は昔より今へと改良されているのか。



結婚するカップルが記念撮影する場所としても大人気だった。


島の中央に岩が積み上がったような高台がある。日光巌と呼ばれる。


頂上へ登る。


島と対岸が一望できた。




天気も良い。心が洗われるような眺め。



下ったあと、鄭成功の記念館へ。

鄭成功は明代末の軍人。清に抵抗して台湾に渡り漢族の政権を一時立てた。

なんだかわからないが猫型の印

こちらは海から見た鄭成功の石像。


海岸線をぐるっと歩く。




コロンス島はことごとく絵になるというが、まったくその通り。気の向くまま進んで行くと新しい風景が次から次へと現れてきた。「江の島?」という感じでもあった。


ピアノ博物館というのもあった。


スナップいろいろ。







左の人物は蝋人形ではない。


島から市内に戻る。


ともあれ今日も歩きに歩いた。


いったんホテルに戻ったあと、「地球の歩き方」に載っていたフードコートへタクシー移動。

庶民的なデパート。地元の人で賑わっている。


巨大なフロアにずらりと店が並んでいた。

鶏肉が乗った蒸し飯のような一品と茶碗蒸し。これは今いち。

さらに、白身魚が入った辛い大きな鍋。

これは激しい味だがうまかった。ただ小骨がとても多い魚で、のどに刺さった。


エスカレーターで降りる途中、呼び止められてお茶を買うことになった。

店には店員の女の子2人とその友達の男の子がいて、しばし楽しく会話した。

厦門の人の特徴は?」と聞いたら、内という字にさんずいに函という字の熟語を示した。大人しいという意味のようだった。

そこに経営者らしき男性がやってきたので急に緊張ムード。彼とも少し話した。


地下にはウォルマートがあったので見てみた。


ちょっと買い物も。


帰りはバスを使った。ルートはよく知らないが「埠頭行き」に乗ったらどうにかなった。


中山路を歩きホテルに戻った。











【没有没?】