迷 宮 旅 行 記

長距離のバス待つ君の人生はさておき旅はまだ先がある

海南島〈第6日〉

【五指山】 ホテルのレストランで朝食。とても大きなホール。民族衣装のウェイトレスが注文をとっている。 ワゴンが並んでおり、蒸籠に入った饅頭、肉まん、野菜まんに、肉のおかず、野菜のおかず、それに4種類の粥がずらり。油条(中国式あげパン)もある…

海南島〈第5日〉

【三亜→五指山】 朝はゆっくり起きた。きょうも良い天気。暑い。 朝食バイキング。英語を話す女性係員がいて、昨日も食べた麺について教えてくれた。「抱罗粉」(パオロウフェン)というらしい。小エビでだしをとるとのこと。抱羅粉。 海南島独特のもののよ…

海南島〈第4日〉

【三亜 大東海→亜龍湾→大東海】 宿泊中のホテルでは別の施設が工事中。朝から騒音を一帯に響かせる。おかまいなし。今回の旅は「やかましい中国」との戦いだった。そして敗戦だった。そんななか、持ってきた本を読んだり、昨日買ったライチ、マンゴ、スター…

海南島〈第3日〉

【三亜 大東海】 朝起きると、テラスから海が見渡せた。天気予報は雨だったが、曇り。でもすぐに晴れてきて、あとは一日中太陽が照りつけた。 朝食はホテルのバイキング(今回の旅行はこればかり)。種類は少ない。独特の味の麺(米粉か)がうまかった。郷土…

海南島〈第2日〉

【香港→中国海南島】 ゆっくり起きて朝食。こじんまりしたカフェがまたチャーミング。粥、サラダ、豆類、ハムなど。品数は少ないがうまかった。 風呂につかったりしていたらもう11時半。荷物を預けて香港の街歩きへ。 香港は15年ぶりくらい。ネイザンロード…

海南島〈第1日〉

【東京→香港】 前夜は旅行の準備と仕事であまり眠らず。K(同行者)も準備と年賀状の作成印刷宛名書きでフル稼働。家を出たのは13時半。京成線のスカイアクセスで成田へ。成田は人が少なく活気が無い印象。チェックインはスムーズ。食事はラーメン。K、靴下…

サハリン〈第10日〉

【ユジノサハリンスク→成田】 ホテルを出る。 駅前に展示されているデゴイチをちょっと見る。 ユジノサハリンスク空港。 出発ロビー。 同型機。 帰国。 よく乗った市内バスの切符。 【迷宮旅行記・サハリン =終=】

サハリン〈第9日〉

【ユジノサハリンスク】 事実上の最終日。 トゥナイチャ湖というところへ、8:30のバスで向かう。 ところが、本当は途中で降りるべきだったのだろうが、終点のオホーツク海岸まで連れていかれた。 吹きすさぶ風のほかは何もない。 薄着で雨にも濡れ、ちょ…

サハリン〈第8日〉

【ユジノサハリンスク、廃船ツアー】 起きるとやっぱり雨だったが、昨日ほどじゃない。 昼くらいから廃船探索ツアーに出かけた。 2日前、コルサコフまで往復した路線バスの車窓から、あたりの辺鄙な集落を眺めていると、その向こうの寂しげな灰色の海岸が心…

サハリン〈第7日〉

【ユジノサハリンスク】 残念ながら雨。 今日はどうしようと考えつつ、郵便局の隣にあるカフェで朝食をとることにする。 地球の歩き方に載っている単語と照らし合わせながら、掲示されているメニューの文字をさんざん眺める。ついに「豚肉とキャベツ」および…

サハリン〈第6日〉

【列車→ユジノサハリンスク、コルサコフ】 列車は朝7時ごろユジノサハリンスクに帰ってきた。 駅に隣接するユーラシアホテル(EURASIA)に空きがあったので、今日からは宿をここに決めた。さらに1階のおなじみのファストフード店(BUBO)へ。 ブリトーを注…

サハリン〈第5日〉

【ノグリキ→列車で南へ】 明け方は少し寒く、毛布を使った。 朝食。 ふたたび街へ。 気温15度。 スーパーでピロシキを買う。 中身について「キャベツですか、ジャガイモですか」と地球の歩き方を片手にロシア語を使って聞こうとすると、向こうはちょっと待っ…

サハリン〈第4日〉

【ユジノサハリンスクからの列車→ノグリキ】 目が覚めたのは6時ごろだったか。窓の外は明るい。また通路の席にすわり車窓を眺めた。 樹林や草原が続くばかり。針葉樹の割合が増えた気もする。(この寝台列車は北の島サハリンを一直線に北上しノグリキに向か…

サハリン〈第3日〉

【ユジノサハリンスク→スタロドゥプスコエ→ユジノサハリンスク→列車で北へ】 起きたら天気がよい。ラッキー。 朝食は昨日とは微妙に変えてあった。玉子焼きが欲しくてメモ帳に卵2つとフライパンとオムレツを描いて見せた。が、目玉焼き2個がやってきた。ご…

サハリン〈第2日〉

【ユジノサハリンスク】 疲れていたのか、9時半ごろやっとベッドから出て朝食へ。ホテルのバイキング。終了まぎわだが腹いっぱい食べた。トースト、ハム、チーズ、きのこの炒めもの、トマト、ピーマン、玉子、ビザみたいなもの、ブドウ的なジュース、牛乳な…

サハリン〈第1日〉

【東京→ユジノサハリンスク】 午前中、いろいろメールしたり100均の店で下着など買ったりと慌ただしく準備を済ませ、12時ごろ最寄り駅から出発。北総線など経由して成田に向かう。都心に住んでいると、この辺りはすでにちょっとした異国の風景だ。 きのうは…

張家界・福建土楼〈第11日〉

【上海→東京】 帰国便は朝8時台の出発。ホテルのインターネットからはチェックインできず、しかたなく6時のシャトルバスで空港に向った。 構内のコンビニでビスケットを買い腹を満たす。離陸はけっこう遅れた。こうした格安フライトは、行き帰りに別の都市…

張家界・福建土楼〈第10日〉

【厦門→上海】 きょうは上海へ戻る。 今回はホテルの朝食バイキングをめぐる旅でもあった。 ここも忘れがたい。 厦門はリムジンバスが普及していないようで、空港まではタクシーを拾った。 島の東を迂回してトンネルなどを通るルートがあると言い、思いがけ…

張家界・福建土楼〈第9日〉

【厦門】 朝はゆっくり。きょうはのんびり厦門観光でも。 まずフロントで両替。 1万円が730元になった。手数料はなし。 タクシーで埠頭へ。 フェリーでコロンス島に渡る。 往復で15元。 厦門はアヘン戦争後の1842年に開港させられた。そのとき列強の租界地に…

張家界・福建土楼〈第8日〉

【福建土楼→厦門】 土楼ツアーも最終の3日目。きょうは7時に出発した。この時刻も苦ではない。中国に来てから毎日歩きまわって疲労するせいか、相当早く寝てしまい、朝は暗いうちから起きるのが常態化しているのだ。 初渓という村へ向かう。同じ車と同じド…

張家界・福建土楼〈第7日〉

【福建土楼】 7時発のはずが、洗濯と朝飯のため1時間弱遅れて出発。チャーターしたセダン車で、以下を見て回った。いずれも良かった。 ▼田螺坑土楼群 ▼裕昌楼(下坂村) ▼順昌楼(塔下村) ▼河坑土楼群 ▼順裕楼(石橋村) ▼承啓楼(高頭郷) ▼振成楼・福裕…

張家界・福建土楼〈第6日〉

【厦門→福建土楼】 朝食。 土楼は永定県という辺鄙なところにあるが、厦門から路線バスが出ている。今日はそれに朝から乗り込む。大きな地図で見る 厦門の街は南国らしく華やいでいる。ここまでの中国とは違って上品でもある。 バスターミナル。 ところが土…

張家界・福建土楼〈第5日〉

【張家界→長沙→厦門】 きょうもバイキングの朝食をきっちり食べて出発。 タクシーで長距離バスのターミナルへ。この独特の雰囲気、久しぶりだ。 きょうは福建省に向う。まず湖南省の省都、長沙まで行く。 大きな地図で見る 中国の長距離バス移動はきつかった…

張家界・福建土楼〈第4日〉

【張家界】 今日は張家界のうち「袁家界」「天子山」の2区を巡る。 起きたら雨だったので気落ちしたが、バスで現地に向かううちに回復してきた。結果的に、雲はあるものの おおむね晴れた。昨日に続いてラッキーだった。 昨日の出口だった武陵源ゲートが今日…

張家界・福建土楼〈第3日〉

【張家界】 快晴にめぐまれた。 7時ごろから朝食。ホテルのバイキング。予想を大きく上回って素晴らしい。 韓国からとおぼしき中年女性団体客が目立つ。海苔などを持ち込んでいた。 印刷したグーグルの地図を頼りに徒歩でバスターミナルに向かったが、迷っ…

張家界・福建土楼〈第2日〉

【上海→張家界】 目が覚めたのは8時すぎ。 バイキングの朝食は「なんだかな」という感じ。期待はしていなかったので、がっかりはしなかったが。経営者らしき男がいろいろ指示していた。 朝食後にホテル付近を散歩。空港開港に応じ、寒村もしくはまったく何…

張家界・福建土楼〈第1日〉

【東京→上海】 中国湖南省(Hunan)にある張家界という奇岩の風景、および福建省(Fujian)にある土楼という円形集合住居を見に行く。 大きな地図で見る 17時半に成田空港に着く。eチケットだが、カウンターではまったくスムーズ。今はすっかりこれが主流か。…

タスマニア〈第9日〉

【帰国便→成田】 到着は朝6時だった。 【迷宮旅行記・タスマニア =終=】

タスマニア〈第8日〉

【ホバート→シドニー→帰国便】 タスマニア最後の朝。さわやかに晴れた。 朝食はサンドウィッチ。それと最後のコーヒー。例によって車の前にテーブルを置き、樹木と青い空を眺めながら。 10時過ぎには飛行機に乗らなければならない。食器洗いと車内の片づけ。…

タスマニア〈第7日〉

【1号線→フレシネ国立公園→ホバート】 朝日とともに目が覚めた。 ◎ ふと外を見ると、大型トラックが何台も停まっている。 給油のため次から次へとガソリンスタンドにやって来るのだ。 そのため、昨夜はだだっ広いばかりと思えた空き地が、みるみるうちに埋ま…